ファイル スクリーンを作成する
新しいファイル スクリーンの作成時に、必要に応じて、定義したカスタム ファイル スクリーン プロパティに基づくファイル スクリーン テンプレートを保存できます。 これにより、ファイル スクリーンとファイル スクリーンの作成に使用したテンプレートの間のリンクが保持され、テンプレートを変更するだけで、そのテンプレートをひな形として作成したすべてのファイル スクリーンに変更を適用できるようになります。 この機能では、すべての更新が集中して実行されるため、記憶域ポリシーの実装が簡略化されます。
カスタム プロパティを使用してファイル スクリーンを作成するには
[ファイル スクリーンの管理] で [ファイル スクリーン] ノードをクリックします。
[ファイル スクリーン] を右クリックし、[ファイル スクリーンの作成] をクリックするか、[操作] ウィンドウで [ファイル スクリーンの作成] をクリックします。 [ファイル スクリーンの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ファイル スクリーンのパス]で、ファイル スクリーンを適用するフォルダーの名前を入力するか、そのフォルダーを参照します。 選択したフォルダーとそのすべてのサブフォルダーに、ファイル スクリーンが適用されます。
[ファイル スクリーンのプロパティをどのように構成しますか] で、[カスタム ファイル スクリーンのプロパティの定義] をクリックし、[カスタム プロパティ] をクリックします。 [ファイル スクリーンのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
既存のテンプレートのプロパティをコピーし、それに基づいて独自のファイル スクリーンを作成する場合は、[テンプレートからのプロパティのコピー] ドロップダウン リストからテンプレートを選択します。 次に、[コピー] をクリックします。
[ファイル スクリーンのプロパティ] ダイアログ ボックスの [設定] タブで、次の値を変更または設定します。
[スクリーン処理の種類] で、[アクティブ スクリーン処理] または [パッシブ スクリーン処理] オプションをオンにします。 (アクティブ スクリーン処理では、ブロックされたファイル グループのメンバーであるファイルをユーザーが保存できないようにし、ユーザーが未承認のファイルを保存しようとしたときに通知を生成します。パッシブ スクリーン処理では、構成済みの通知が送信されますが、ユーザーがファイルを保存するのを防ぐことはできません)。
[ファイル グループ] で、ファイル スクリーンに含める各ファイル グループを選択します。 ファイル グループのチェック ボックスをオンにするには、ファイル グループ ラベルをダブルクリックします。
ファイル グループで許可される、または除外されるファイルの種類を表示するには、ファイル グループ ラベルをクリックし、[編集] をクリックします。 新しいファイル グループを作成するには、[作成] をクリックします。
また、[電子メール メッセージ]、[イベント ログ]、[コマンド]、および [レポート] タブで次のオプションを設定することで、1 つ以上の通知を生成するようにファイル サーバー リソース マネージャーを構成できます。 ファイル スクリーンの通知オプションの詳細については、「ファイル スクリーン テンプレートを作成する」を参照してください。
使用するファイル スクリーンのプロパティをすべて選択したら、[OK] をクリックして、[ファイル スクリーンのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
[ファイル スクリーンの作成] ダイアログ ボックスで、[作成] をクリックしてファイル スクリーンを保存します。 [テンプレートとしてカスタム プロパティを保存する] ダイアログ ボックスが表示されます。
作成するカスタム ファイル スクリーンの種類を選択するには、次の手順に従います。
- カスタマイズされたプロパティに基づくテンプレートを保存するには (推奨される手順)、[テンプレートとしてカスタム プロパティを保存する] をクリックし、テンプレートの名前を入力します。 このオプションでは、テンプレートが新しいファイル スクリーンに適用されます。また、このテンプレートを使用して、後から別のファイル スクリーンを作成することもできます。 このオプションを使うと、将来、テンプレートを更新するだけで、自動的にファイル スクリーンを更新できます。
- ファイル スクリーンを保存するときにテンプレートを保存しない場合は、[テンプレートを作成せずにカスタム ファイル スクリーンを保存する] をクリックします。
[OK] をクリックします。