クラスアイコン
クラス オブジェクトを表すために使用されるアイコンは、DisplaySpecifiers コンテナーの iconPath 属性で指定できます。 さらに、各クラスは複数のアイコンの状態を格納できます。 たとえば、フォルダー クラスには、オープン、クローズ、および無効状態のアイコンを含めることができます。 現在の実装では、クラスごとに最大 16 の異なるアイコン状態を受け入れます。
iconPath 属性は、次の 2 つの方法のいずれかで指定できます。
<state>,<icon file name>
または
<state>,<module file name>,<resource ID>
これらの例では、<状態>は 0 から 15 までの値を持つ整数です。 値 0 は、アイコンの既定の状態または閉じた状態として定義されます。 値 1 は、アイコンの開いた状態として定義されます。 値 2 は無効状態です。 その他の値はすべてアプリケーション定義です。
<アイコンファイル名>は、アイコン画像を含むアイコンファイルのパスとファイル名です。
<"モジュール ファイル名>" は、リソース内のアイコン イメージを含むモジュール (EXE や DLL など) のパスとファイル名です。 "<リソースID>"は、モジュール内のアイコンリソースのリソース識別子を指定する整数です。
iconPath 属性に値を追加するには、次の手順を実行します。
- 属性の値が存在するかどうかを判別します。 値を置き換える場合は、まず、lnControlCodeパラメーターを ADS_PROPERTY_DELETEに設定し、vProp パラメーターを削除する値に設定して、 IADs::P utExメソッドを使用して既存の値を削除します。 lnControlCode には ADS_PROPERTY_CLEAR や ADS_PROPERTY_UPDATE を使用しないでください。
- 属性アイコン データを表す文字列を作成します。 例については、上記の形式を参照してください。
- I新しい値を追加するには、lnControlCode パラメーターを に設定して IADs::P utExメソッドを使用します。
- ディレクトリへの変更をコミットするには、 IADs::SetInfo を呼び出します。