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bindlink.h ヘッダー

この API を使用すると、管理者ユーザーは、バインド フィルター (ミニ フィルター bindflt.sys) を使用して、ファイルシステム名前空間をローカルの "仮想パス" にバインドできます。 バインド リンクは、ローカルの "仮想パス" からローカルまたはリモートの "バッキング パス" へのファイル システム リダイレクトを提供します。 主に、2 種類のシナリオを有効にすることができます。1 つ目は、ネットワーク共有経由のリモート ファイルをローカルに表示してアプリの互換性を向上させ、次に、アプリケーションが異なる場所のファイルを新しい場所に表示し、ファイルをコピーせずに名前やディレクトリ構造が異なる可能性があるシナリオを可能にします。 バインド リンクはアプリケーションに対して透過的であり、既存のすべての API は、このリダイレクトの知識がなくても機能します。 仮想パスに物理ファイルまたはディレクトリは作成されません。バインド リンクは、バッキング パス内のファイルとディレクトリのセキュリティ記述子とアクセス許可を仮想パスに拡張します。

bindlink.h には、次のプログラミング インターフェイスが含まれています。

関数

 
CreateBindLink

この API を使用すると、管理者は仮想パスとバッキング パスの間にバインド リンクを作成できます。
RemoveBindLink

この API を使用すると、ユーザーは CreateBindLink を呼び出して以前に作成したリンクを削除できます。

列挙

 
CREATE_BIND_LINK_FLAGS

これらのフラグを CreateBindLink に渡して、ユーザーのニーズに合わせて既定のバインド リンク動作を変更できます。