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発行ウィザードの概要

Windows XP では、Web 発行ウィザードとオンライン印刷順序付けウィザードが導入されています。 これらのウィザードは、同じフレームワークに基づいて、Web サイトにコンテンツを発行したり、デジタル イメージ ファイルから作成された印刷を並べ替えたりするための簡単なメカニズムをユーザーに提供します。 これらのウィザードの利点は、ウィザード ページ内のさまざまなプロバイダーから HTML コンテンツをホストできるため、外観、手順、および使用可能なユーザー オプションはプロバイダーによって完全に制御され、ホストしているクライアント ウィザードに影響を与えることなくいつでも変更できます。 これらの既存のウィザードはデジタルイメージングを念頭に置いて作成されていますが、フレームワークと概念は、ドキュメント印刷サービスや友人や家族と画像を共有する方法など、他の多くの目的に使用できます。

どのように動作しますか?

Web 発行ウィザードとオンライン印刷順序付けウィザードのユーザー エクスペリエンスは似ていますが、各ウィザードのエントリ ポイントは異なります。 Web 発行ウィザードでは、ほとんどのフォルダー ビューの左側にある [ファイルとフォルダーのタスク] の一覧から、[このフォルダーを Web に発行する] というタスクを使用できます。 タスクのテキストは、選択したコンテンツによって異なります。 たとえば、ファイルが選択されている場合、次の例に示すように、タスクは [ このファイルを Web に発行 する] を読み取ります。

ファイルとフォルダーのタスク

ユーザーがタスクをクリックしてウィザードを起動します。 ウィザードに進み、次の例に示すように、ユーザーにプロバイダーの一覧が表示されます。 インターネット サービス プロバイダー (ISP) は、この一覧に表示される独自のプロバイダー ページを開発して登録できます。

発行ウィザード プロバイダーの一覧

プロバイダーを選択すると、ウィザードはそのサイトに接続し、ウィザードに表示する最初の HTML ページのダウンロードを行います。 ユーザーが選択したプロバイダーを持つアカウントを持っていない場合は、設定する機会が与えられます。

ウィザードの 1 つのページ内に複数の HTML ページが含まれています。つまり、HTML ページの処理をホストするウィザード ページのハンドルは一定のままです。 HTML ページは、標準のウィザード ページと同様に中央のウィンドウで公開されます。 プロバイダー サイトには、HTML ページの表示中にウィザードの [戻る]、[ 次へ]、[ キャンセル] の各ボタンが表示される場所を制御するメソッドが用意されています。 これらの HTML ページ内で、ユーザーはファイルをコピーしたり、作成する Web サイトの名前を保存したりできるフォルダーを指定するように求められる場合があります。 ユーザーが必要なすべての手順を完了すると、サイトは メソッドを呼び出してアップロードを開始し、ウィザードに制御を返します。 ウィザード自体は、アップロードと進行状況インジケーターなどのアテンダント グラフィックを処理します。 アップロードが完了すると、プロバイダー サイトは、ウィザードを閉じた後にユーザーがアクセスできる URL を指定できます。

オンライン印刷順序付けウィザードでは、オンライン で印刷 するタスクは、次の例に示す [マイ ピクチャ] などの画像フォルダーにのみ表示されます。 ただし、このプロセスは Web 発行ウィザードとよく似ています。 プロバイダー サイトでは、画像の選択、印刷サイズ、部数、支払い情報などのオプションをユーザーに求めます。

図のタスク

発行ウィザードのドキュメント

Web 発行ウィザードとオンライン印刷順序付けウィザードについては、次のドキュメントで詳しく説明します。 また、アプリケーションによってホストされるアプリケーションを開発するための手順についても説明します。