ICE65
ICE65 は、Environment テーブルに無効なプレフィックスまたは追加の値がないことを確認します。
ICE65 によって報告された警告またはエラーを修正しないと、通常、環境変数のインストール、アンインストール、または修復に関する問題が発生します。 たとえば、特定の変数の 1 つ以上の値の末尾に区切り記号がある場合、その変数の一部の値のみが削除される可能性があります。
Environment テーブルに無効なプレフィックスまたは追加の値がある場合、ICE65 は警告またはエラーを投稿します。
ICE65 は、示されている例に対して次のエラーと警告を報告します。
The environment variable 'Var3' has a separator beginning or ending its value.
値の末尾にある null ([~]) は、この値を既存の値の先頭に追加するようにマークします。 null の直前の文字 (セミコロン) がこの値の区切り文字になります。 この値には、文字列の先頭にもセミコロンがあります。
このエラーを修正するには、先頭のセミコロンを削除するだけです。
WARNING: The environment variable 'Var2' has an alphanumeric separator
値の先頭にある null ([~]) は、この値を既存の値の最後に追加するようにマークします。 null の直後の文字がこの値の区切り文字になります。 この場合、その文字は "e" であり、追加する文字列の途中にもそれが出現します。 このような状況 (追加する文字列内の文字と同じ区切り記号の使用) は、予期しない結果の原因になる可能性があります。
一般的な文字である "e" は、値に含まれる可能性があります。 ";" またはその他の英数字以外の文字を選ぶことをお勧めします。 (ただし、値がパスの場合は、":"、"\"、"." を選ぶと危険です)。
この警告を修正するには、別の区切り文字を使います。
コンポーネント | ディレクトリ | 属性 | KeyPath |
---|---|---|---|
Var1 | TestVar | [~];AppendThis | TestComponent |
Var2 | TestVar | [~]eAppendThis | TestComponent |
Var3 | TestVar | ;PrependThis;[~] | TestComponent |