Windows インストーラー 2.0 でサポートされていない内容

このページに記載されている Windows インストーラーの関数、テーブル、プロパティは、Windows インストーラー 2.0 以前のバージョンではサポートされていません。 これは、この一覧に記載されていない機能が、必ずサポートされていることを保証するものではありません。 特定の機能に必要な Windows インストーラーのバージョンを確認するには、メイン ドキュメントを参照してください。 Windows インストーラーの他のバージョンについては、「Windows インストーラーの新機能」をご覧ください。

Windows インストーラー 2.0 は、Microsoft Windows 2000、Microsoft Windows XP、または Windows Server 2003 で実行できます。 Windows インストーラーの全バージョンの一覧については、「Windows インストーラーのリリース バージョン」を参照してください。

次の機能は、Windows インストーラー 2.0 以前のバージョンではサポートされていません。

インストーラー関数

Windows インストーラーの構造

データベース テーブル

プロパティ

システム ポリシー

エラー コード

  • ERROR_PATCH_REMOVAL_UNSUPPORTED
  • ERROR_UNKNOWN_PATCH
  • ERROR_PATCH_NO_SEQUENCE
  • ERROR_PATCH_REMOVAL_DISALLOWED
  • ERROR_INVALID_PATCH_XML
  • ERROR_PATCH_MANAGED_ADVERTISED_PRODUCT

ログ モード

自動化インターフェイス

次の機能は、Windows インストーラー バージョン 2.0.2600 でもサポートされていません。 Windows インストーラー バージョン 2.0.2600 は、Windows XP および Windows 2000 Server でリリースされました。 これらの機能は、Windows Server 2003 でリリースされた Windows インストーラー バージョン 2.0.3790 以降で使用できます。 Windows インストーラーの全バージョンの一覧については、「Windows インストーラーのリリース バージョン」を参照してください。

インストーラー関数

自動化インターフェイス

プロパティ

カスタム アクションのスクリプト内実行オプション

エラー コード

コンピューター ポリシー

コマンド ライン オプション

コントロールの属性

  • ImageHandle が削除されました

Notes

標準インストーラーのコマンド ライン オプションは、Windows インストーラー 2.0 ではサポートされていません。 代わりに、Windows インストーラーのコマンド ライン オプションを使ってください。

Windows インストーラー 2.0 は、パッチ パッケージをインストールするとき、MsiPatchSequence または MsiPatchMetadata テーブルの情報を無視します。 それより後のバージョンの Windows インストーラーでは、これらのテーブルの情報を使って、パッチのシーケンス処理、削除、最適化を改善できます。 Windows インストーラーで強化されたパッチ機能については、「パッチを適用する」をご覧ください。

Windows インストーラー 2.0 ではアンインストール可能なパッチはサポートされておらず、アプリケーションから特定のパッチを削除する唯一の方法は、パッチが適用されたアプリケーション全体をアンインストールしてから、削除するパッチを再適用せずに再インストールすることです。

Windows インストーラー 2.0 では、パッチのシーケンス処理はサポートされておらず、複数のパッチをインストールするときは、システムに提供された順序でパッチをインストールします。

Windows インストーラー 2.0 では、管理者以外のユーザーが適用できるデジタル署名されたパッチを有効にするための、ユーザー アカウント制御 (UAC) のパッチ適用の使用はサポートされていません。

Windows インストーラー 2.0 では、パッチの最適化はサポートされていません。 パッチの影響を受けるファイルのみを更新する新しいバージョンの Windows インストーラーより、パッチの適用にかかる時間が大幅に長くなることがあります。

Windows インストーラー 2.0 では、Windows インストーラーを使用した製品とパッチのインベントリの作成はサポートされていません。

Windows インストーラー 2.0 では、すべてのユーザーのためにシステムにインストールされている Windows インストーラー アプリケーションとパッチに関するソース リスト情報の取得と変更はサポートされていません。 それより後のバージョンの Windows インストーラーを使うと、管理者はネットワーク、URL、メディア ソースのソース リストとソース リスト プロパティを管理できます。 後のバージョンでは、管理者は外部プロセスからソース リストを管理できます。 詳しくは、「インストール ソースの管理」をご覧ください。

Windows インストーラー 2.0 では、インスタンスごとに個別のインストール パッケージを使わないで、製品またはパッチの複数のインスタンスをインストールすることはできません。 それより後のバージョンの Windows インストーラーでは、製品コード変換と、1 つの .msi パッケージまたは 1 つのパッチを使うことで、製品の複数のインスタンスをインストールできます。 詳しくは、「製品とパッチの複数のインスタンスをインストールする」をご覧ください。

Windows XP Service Pack 2 (SP2) 以降では、Windows インストーラーで HTTP、HTTPS、FILE プロトコルを使用できます。 FTP と GOPHER プロトコルは、インストーラーではサポートされていません。