MIM_MOREDATA メッセージ
MIM_MOREDATA メッセージは、MIDI 入力デバイスが MIDI メッセージを受信したときに MIDI 入力コールバック関数に送信されますが、アプリケーションは、入力デバイス ドライバーに追いつくために十分な速さでMIM_DATAメッセージを処理していません。 コールバック関数は、アプリケーションが midiInOpen 関数の呼び出しでMIDI_IO_STATUSを指定した場合にのみ、このメッセージを受信します。
MIM_MOREDATA
dwParam1 = dwMidiMessage
dwParam2 = dwTimestamp
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dwMidiMessage
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受信した MIDI メッセージを指定します。 メッセージは、次のようにDWORD値にパックされます。
要件 値 説明 高い単語 高次バイト 使用されていません。 下位バイト MIDI データの 2 バイト目が含まれます (必要な場合)。 低い単語 高次バイト MIDI データの最初のバイトが含まれます (必要な場合)。 下位バイト MIDI ステータスが含まれます。 MIDI ステータス バイトに応じて、2 つの MIDI データ バイトは省略可能です。
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dwTimestamp
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入力デバイス ドライバーがメッセージを受信した時刻を指定します。 タイムスタンプは、 midiInStart 関数が呼び出されたときに 0 から始まるミリ秒単位で指定されます。
このメッセージは値を返しません。
アプリケーションでは、MIM_MOREDATA メッセージの処理を最小限に抑える必要があります。 (特に、アプリケーションでは、MIM_MOREDATAの処理中に PostMessage 関数を呼び出さないでください。代わりに、アプリケーションはイベント データをバッファーに配置してから、 を返す必要があります。
アプリケーションは、一連の MIM_MOREDATA メッセージの後にMIM_DATAメッセージを受信すると、着信 MIDI イベントに追い付き、時間のかかる関数を安全に呼び出すことができます。
MIDI 入力ポートから受信した MIDI メッセージの実行状態が無効になっています。各メッセージが展開され、MIDI ステータス バイトが含まれます。
MIDI システム排他メッセージを受信した場合、このメッセージは送信されません。
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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