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RECORD_HEADER構造体

[この情報は、Service Pack 2 (SP2) を使用した Windows XP にのみ適用されます。

CHANGE_LOG_ENTRY および CHANGE_LOG_HEADER 構造体によって使用されるレコード ヘッダー。

構文

typedef struct _RECORD_HEADER {
  DWORD dwRecordSize;
  DWORD dwRecordType;
} RECORD_HEADER, *PRECORD_HEADER;

メンバー

dwRecordSize

ヘッダーを含むレコードの合計サイズ (バイト単位)。

dwRecordType

レコード型。 このメンバーには、次のいずれかの値を指定できます。

説明
RecordTypeLogHeader
0
レコードは変更ログのヘッダーです。
RecordTypeLogEntry
1
レコードは、変更ログ エントリのヘッダーです。
RecordTypeVolumePath
2
データは、変更ログ エントリのボリューム パスです。
RecordTypeFirstPath
3
データは、変更ログ エントリのファイル パスです。
RecordTypeSecondPath
4
データは、変更ログ エントリの名前を変更するときに使用されます。このパスは、名前が変更されたファイルが格納される場所です。
RecordTypeTempPath
5
データは、変更ログ エントリの復元に使用されるバックアップ ファイルの名前です。 バックアップ ファイルは RPn フォルダーにあります。 ファイル名の形式はxxxxxxx ですextxxxxxxx は 7 桁の数値で、 ext はファイル名拡張子です。
RecordTypeAclInline
6
データは ACL です。 データ形式は 、SECURITY_DESCRIPTOR 構造です。
この値は 8,192 バイトを超えることはできません。 8,192 バイトを超える値を指定するには、 RecordTypeAclFile メンバーを使用します。
RecordTypeAclFile
7
データは、ACL の格納に使用される ACL ファイルの名前です。 ACL ファイルは RPn フォルダーにあります。 ファイル名の形式は Sxxxxxxx.acl で、 xxxxxxx は 7 桁の数字です。
RecordTypeDebugInfo
8
データは、変更ログ エントリのデバッグ情報です。 データ形式は 、SR_LOG_DEBUG_INFO 構造です。 詳細については、「解説」を参照してください。
RecordTypeShortName
9
データは、バックアップ ファイルの短い名前です。

解説

SR_LOG_DEBUG_INFO構造体は次のように定義されます。

typedef struct _SR_LOG_DEBUG_INFO {
    RECORD_HEADER Header;         // log entry header
    HANDLE ThreadId;              // thread identifier
    HANDLE ProcessId;             // process identifier
    ULARGER_INTEGER TimeStamp;    // event time stamp
    CHAR ProcesName[13];          // process name
} SR_LOG_DEBUG_INFO, *PSR_LOG_DEBUG_INFO;

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
WINDOWS XP と SP2 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
サポートなし
クライアント サポートの終了
Windows XP SP2