クイック スタート:Azure CDN プロファイルとエンドポイントの作成
このクイックスタートでは、新しい CDN プロファイル (1 つまたは複数の CDN エンドポイントのコレクション) を作成することで、Azure Content Delivery Network (CDN) を有効にします。 プロファイルとエンドポイントを作成すると、顧客へのコンテンツ配信を開始することができます。
前提条件
- アクティブなサブスクリプションが含まれる Azure アカウント。 無料でアカウントを作成できます。
- 配信元ホスト名として使用する cdnstorageacct123 という名前の Azure Storage アカウント。 この要件を満たすには、Azure ストレージ アカウントと Azure CDN との統合に関するページを参照してください。
Azure portal にサインインする
Azure アカウントで Azure Portal にサインインします。
新しい CDN プロファイルを作成する
CDN プロファイルは、CDN エンドポイントのコンテナーであり、価格レベルを指定します。
Azure portal の左上にある [リソースの作成] を選択します。 [リソースの作成] ポータルが表示されます。
[Front Door と CDN プロファイル] を検索して選択し、[作成] を選択します。
[オファリングを比較する] ウィンドウが表示されます。
[その他のオファリングの探索] を選択し、[Azure CDN Standard from Microsoft (クラシック)] を選択します。 [続行] をクリックします。
[基本] タブで、以下の値を入力します。
設定 値 サブスクリプション ドロップダウン リストから Azure サブスクリプションを選択します。 リソース グループ [新規作成] を選択してリソース グループ名に「CDNQuickstart-rg」と入力します。または、そのグループが既にある場合は、 [Use existing](既存のものを使用) を選択して [CDNQuickstart-rg] を選択します。 リソース グループ リージョン 新しいリソース グループが作成された場合、ドロップダウン リストから最寄りの場所を選択します。 名前 プロファイル名を入力します (例: cdn-profile-123)。 リージョン 既定値のままにします。 価格レベル ドロップダウン リストから [Standard Akamai] オプションを選択します。 (Akamai レベルのデプロイ時間は約 1 分です。Microsoft レベルでは約 10 分かかり、Verizon レベルでは約 30 分かかります。) 今すぐ新しい CDN エンドポイントを作成する オフのままにします。 [確認と作成] を選択し、[作成] を選択してプロファイルを作成します。
新しい CDN エンドポイントの作成
CDN プロファイルを作成したら、これを使用してエンドポイントを作成します。
Azure Portal のダッシュボードで、作成した CDN プロファイルを選択します。 見つからない場合は、プロファイルの作成先のリソース グループを開くか、ポータルの上部にある検索バーを使用してプロファイル名を入力し、検索結果から目的のプロファイルを選択します。
[CDN プロファイル] ページで [+ エンドポイント] を選択します。
[エンドポイントの追加] ウィンドウが表示されます。
次の設定値を入力します。
設定 値 名前 エンドポイントのホスト名として「cdn-endpoint-123」と入力します。 この名前は Azure 全体でグローバルに一意でなければなりません。この名前が既に使用されている場合は、別の名前を入力してください。 この名前は、ドメイン <エンドポイント名> .azureedge.net でキャッシュされたリソースにアクセスする際に使用します。 配信元の種類 [ストレージ] を選択します。 配信元のホスト名 ご使用の Azure Storage アカウントのホスト名 (cdnstorageacct123.blob.core.windows.net など) をドロップダウン リストから選択します。 配信元のパス 空白のままにします。 配信元のホスト ヘッダー 既定値 (配信元のホスト名) のままにします。 プロトコル [HTTP] と [HTTPS] のオプションを既定値の選択状態のままにします。 配信元のポート 既定のポート値のままにします。 最適化の対象 既定で選択される [一般的な Web 配信] のままにします。 [追加] を選択して、新しいエンドポイントを作成します。 エンドポイントが作成されると、プロファイルのエンドポイントの一覧に表示されます。
エンドポイントが伝達されるまでの所要時間は、プロファイルの作成時に選択した価格レベルによって異なります。 通常、Standard Akamai では 1 分以内、Standard Microsoft では 10 分、Standard Verizon と Premium Verizon では最大 30 分となります。
Note
"Verizon CDN エンドポイント" の場合、あるエンドポイントが何らかの理由で [無効] や [停止] になっていると、その Verizon 補助ポータルを使用して構成されたすべてのリソースがクリーンアップされます。 これらの構成は、エンドポイントを再起動しても自動的に復元できません。 構成の変更をもう一度行うことが必要になります。
リソースをクリーンアップする
前の手順では、リソース グループ内に CDN プロファイルとエンドポイントを作成しました。 次の手順に進んでエンドポイントにカスタム ドメインを追加する方法について学習するには、これらのリソースを保存してください。 ただし、将来これらのリソースを使用する予定がない場合は、次の手順に従ってリソース グループを削除してリソースを削除することで、追加の料金が発生するのを避けることができます。
Azure portal の左側のメニューで、 [リソース グループ] 、 [CDNQuickstart-rg] の順に選択します。
[リソース グループ] ページで、 [リソース グループの削除] を選択し、テキスト ボックスに「CDNQuickstart-rg」と入力して、 [削除] を選択します。 このアクションにより、このクイックスタートで作成したリソース グループ、プロファイル、エンドポイントが削除されます。