ポリシー
ポリシーは、ルールの論理的なグループです。 あるバージョンのポリシーを作成し、保存し、ファクトに適用してテストし、目的の結果が得られた場合には、公開して実稼働環境に展開することができます。
ビジネス ルール作成ツールで、ファクトおよび定義からルールを構築することによりポリシーを作成できます。 ポリシーには、任意の大きさのルールのセットを含めることができますが、通常は、ポリシーを使用するアプリケーションのコンテキスト内で特定のビジネス ドメインに関連するルールからポリシーを作成します。
ポリシーを実稼働環境で公開および展開する前に、ポリシーのテスト実行を効果的に行うことができます。 ビジネス ルール作成ツールを使用して、ファクトのインスタンスをポリシーに提供し、ポリシーを実行し、その出力を表示することができます。 出力に含まれるのは、ファクト アクティビティ、ルールの実行、条件の評価、および議題への更新です。
ポリシーのルールをすべて定義した後で、ポリシー バージョンを公開できます。 この方法では、ポリシーがロック ダウンされ、動作が厳密に定義されます。
ビジネス環境の特定の条件セットの下で、特定のポリシー バージョンを使用できます、条件が変化した場合には別のバージョンで置き換えることができます。 また、新旧バージョンの両方を異なるアプリケーションで同時に使用することもできます。
ポリシーを実稼働環境で実行する準備が整ったら、ポリシーを展開し、ホストするアプリケーションで利用できるようにすることができます。
ポリシーの動的更新により、実行中のビジネス プロセスとは別にポリシーを修正できます。 ポリシーの更新済みバージョンを作成および展開できます。ホストするアプリケーションは、ほとんどリアルタイムで更新を組み込むことができます。 この更新ではコードを変更する必要がないため、アプリケーションの再開発および再展開のオーバーヘッドを回避できます。