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BAM のユーザー

BAM のインフォメーション ワーカー機能は、ビジネス アナリストとビジネス ユーザーの 2 種類のユーザーが使用します。

ビジネス アナリストは BAM Excel アドインを使用して、監視するビジネス プロセスを定義します。 また、このアドインを使用して、BAM で収集されたデータをビジネス ユーザーが確認する方法を定義することもできます。 たとえば、注文書に関するデータを提供する場合、ビジネス アナリストはその注文に関して次のような点を考慮します。

  • 会社が今回 (今年、今月、今週、今日、時など) 何件の注文書を受け取っているか。

  • アクティブな注文書の現在の値は何か。

  • 注文書が注文処理の各段階を経過する平均時間はどれくらいか。

  • 特定の処理段階にある注文書はいくつあるか。

  • 特定の製品を注文した顧客は何人か。

  • 特定の製品の注文の合計はいくつか。

  • 注文数量は地理的領域によって異なるか。

    ビジネス アナリストは、上記の質問を考慮して、BAM でビジネス プロセスから収集する情報の種類を反映したアクティビティを定義します。

    ビジネス ユーザーは、BAM を使用して、ビジネス アナリストが定義し、BAM によって収集されたデータを表示できます。 ビジネス ユーザーの BAM の利用方法には次のようなものがあります。

  • プロセスの単一インスタンスに関するデータを表示する。 たとえば、ビジネス アナリストがアクティビティを作成して注文処理を監視している場合、ビジネス ユーザーは BAM で特定の注文に関するデータを表示できます。

  • 関連するアクティビティ インスタンスに関するデータを表示する。 たとえば、特定の注文に関連する請求書や出荷状況を表示できます。

  • 処理に関するリアルタイム集計データやアーカイブ済みのデータを表示する。 集計データは経過した時間内のデータです。 たとえば、ユーザーが先週、先月、昨年などの期間に受け取った 500 ドル未満の注文書の数や、今日届いた注文の平均値などを表示できます。

  • 進捗データを表示する。進捗データを使用すると、注文が受信済みの段階から調達済みの段階まで移行するのにかかる平均時間など、処理の異なる段階にあるデータを表示できます。

参照

BAM によるビジネス アクティビティの監視
BAM のワークフロー
BAM でのデータの定義