ログオン プロンプトの省略
Visual SourceSafe では、コマンド ラインからコマンドを入力するたびに、ユーザー名を問い合わせてきます。パスワードが設定されている場合は、パスワードの入力も求められます。この手順を省略することもできます。
環境変数 SSUSER にユーザー名を指定する
Visual SourceSafe コマンド ライン インターフェイスは、オペレーティング システムに現在ログオン中のユーザー名を問い合わせます。この名前が Visual SourceSafe データベース内のユーザー名と一致している場合、このユーザーは Visual SourceSafe データベースに自動的にログオンできます。この機能を有効にするには、Visual SourceSafe アドミニストレータの [Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックスの [全般] タブで [ネットワーク ログオン ユーザー名を基に自動的にユーザーをログオン] をオンにしておく必要があります。ユーザー名が一致しない場合は、コマンドごとにユーザー名を入力するか、以下の方法で Visual SourceSafe データベースにログインするユーザー名を指定します。
環境変数 SSUSER にユーザー名を設定すると、コマンド プロンプトからコマンドを入力するたびにログオン プロンプトが表示されません。たとえば、ユーザー名が Kimura の場合は、コマンド プロンプトで次のように入力します。
set ssuser=kimura
Windows NT の場合は、環境変数 SSUSER をコントロール パネルの [システム] で設定することもできます。ただし、コマンド プロンプトから SET SSUSER コマンドを入力して、いつでもログオン ユーザー名を変更できます。等号 (=) の前後には、スペースを入れないでください。
**セキュリティに関するメモ **環境変数 SSUSER を設定した場合は、SSUSER を設定したコンピュータのすべてのユーザーが、その変数を読んで、設定されているユーザー名を使用して Visual SourceSafe を実行することができます。
参照
コマンドの置き換え | コマンド ラインでのコメント入力 | コマンド ライン コマンドおよびオプション | コマンド ラインの構文 | コマンド ラインからの作業フォルダの使用 | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用 | コマンド ラインの概要