コマンドの置き換え
Visual SourceSafe のコマンド ラインでは、標準のコマンドのほかに代替コマンドを使用できます。
代替コマンドは、Visual SourceSafe で定義されていますが、ユーザー自身で定義することも可能です。代替コマンドを定義するには、SS.INI 初期化ファイルの [Commands] セクションに定義を記述します。"代替コマンド名= Visual SourceSafe コマンド名" の形式で定義します。次に Windows NT ユーザーの例を示します。
[Commands]
Grep = Find
Ls = Dir
定義した代替コマンドには、標準のコマンドと同じパラメータを指定し、実行結果も同じになります。代替コマンドを定義しても、標準のコマンドはそのまま使用できます。
Visual SourceSafe の標準コマンドと定義済みの代替コマンドとの対応は、次の表に示すとおりです。
| 代替コマンド | Visual SourceSafe |
|---|---|
| CD | CP |
| ChPro | CP |
| Copy | Share および Branch |
| Remove | Delete |
| Grep | Find |
| LS | Directory |
| MD | Create |
| MkPro | Create |
| MP | Create |
| Type | View |
| Undelete | Recover |
| WhereIs | Locate |
| Scan | FindInFiles |
| Separate | Branch |
| Uncheckout | UndoCheckout |
| Update | CheckIn |
参照
ログオン プロンプトの省略 | コマンド ラインでのコメント入力 | コマンド ライン コマンドおよびオプション | コマンド ラインの構文 | View (コマンド ライン) | コマンド ラインからの作業フォルダの使用 | CP (コマンド ライン) | Create (コマンド ライン) | Delete (コマンド ライン) | Directory (コマンド ライン) | FindinFiles (コマンド ライン) | Locate (コマンド ライン) | Recover (コマンド ライン) | Share (コマンド ライン) | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用 | コマンド ラインの概要