ラボ環境の作成
発行: 2016年7月
標準ラボ環境または SCVMM ラボ環境を作成するには、 でMicrosoft Test Managerラボ センターを使用します。 ラボ環境の概要については、「アプリケーションのライフサイクルでのラボ環境の使用」を参照してください。
必要条件
- Visual Studio Enterprise, Visual Studio Test Professional
開始する前に
ラボ環境を作成する前に、ラボ管理コンポーネントを構成する必要があります。 「ラボ環境でのテスト」を参照してください。
重要
Windows XP を実行している物理マシンまたは仮想マシンを含めることができるラボ環境を作成するには、「Windows XP または Windows Server 2003 マシンを含むラボ環境の構成」に記載されている追加のステップを実行します。
ラボ環境の作成
ラボ環境を作成するには、Microsoft Test Manager を開き、[ラボ センター]、[ラボ] タブの順に選択します。 チーム プロジェクト コレクション内に既に配置されている環境の一覧が表示されます。 ラボ環境を作成し、実行中のラボ環境を管理するには、このタブを使用します。 ラボ環境を管理する方法、および保管された仮想マシンとテンプレートをインポートまたは作成する方法については、「ラボ環境および仮想マシンの管理」を参照してください。
![[ラボ センター] の下にある [環境] リストの [ラボ] タブ。](images/ee518915.fa7fc2a0-7493-4955-ba31-8510fccf79e4(vs.140).jpeg "[ラボ センター] の下にある [環境] リストの [ラボ] タブ。")
各種のラボ環境を作成するには、次のステップに従います。
タスク |
説明 |
|---|---|
標準環境の作成 |
既に実行されている仮想マシンおよび物理マシンから標準環境を作成し、任意の仮想化プラットフォームで実行されている仮想マシンを追加できます。
詳細については、「標準ラボ環境」を参照してください。 |
実行中の仮想マシンを使用した、SCVMM 環境の作成 |
SCVMM ホスト グループで既に実行されている仮想マシンから SCVMM 環境をすばやく作成できます。 一度に 1 つのラボ環境にのみ、実行中の仮想マシンを追加できます。 ただし、環境を削除すると、別のラボ環境にその仮想マシンを追加できます。 ここでは、実行中の仮想マシンを使用して SCVMM 環境を作成する方法を示します。
詳細については、「SCVMM (仮想) 環境」を参照してください。 |
保管された仮想マシンと仮想マシン テンプレートを使用して、SCVMM 環境を作成します。 |
Lab Management のライブラリに格納されている仮想マシンおよび仮想マシンのテンプレートを選択して、新しい SCVMM 環境を作成できます。 保管された仮想マシンを選択すると、環境にその仮想マシンのコピーが追加されます。 環境にテンプレートを追加すると、そのテンプレートに基づいて新しい仮想マシンが作成されます。ただし、環境に追加する前に、その仮想マシンの ID を作成する必要があります。 ここでは、保管された仮想マシンおよびテンプレートから新しい SCVMM 環境を作成する方法を示します。
詳細については、「格納済み仮想マシンおよびテンプレートを使用した SCVMM 環境の作成」を参照してください。 |
保存済み環境のコピーの配置 |
Lab Management ライブラリに格納されている SCVMM 環境のコピーを配置するには、次のステップに従います。
詳細については、「格納済み SCVMM 環境の配置」を参照してください。 |
ネットワーク分離環境の作成 |
ネットワーク分離環境はネットワークの競合から保護されているため、複数の環境で 1 つの仮想マシンのコピーを同時に実行できます。 詳細については、「ネットワーク分離環境の作成および使用」を参照してください。 |
次の内容
ここでは、ラボ環境を作成した後で実行できるタスクを示します。
ラボ環境を操作する方法、およびスナップショットの使用やテンプレートの作成などによってラボ環境と仮想マシンを管理する方法について説明します。 「ラボ環境および仮想マシンの管理」を参照してください。
Microsoft Test Manager、Tcm.exe コマンド ライン ユーティリティ、またはビルド、配置、テストのワークフローを使用して、ラボ環境で手動テストおよび自動テストを実行します。 「ラボ環境でのテスト」を参照してください。
ビルド、配置、テストのワークフローを作成し、アプリケーションのビルドの作成、ラボ環境へのビルドの配置、および配置したアプリケーションでのテストの実行を行うプロセスを自動化します。 ｢自動ビルド、配置、およびテストのワークフロー」を参照してください。