チュートリアル 1 :キーボードの使い方
チュートリアル 1 :キーボードの使い方
キーボード入力を準備するには、まず、Microsoft® DirectInput® オブジェクトのインスタンスを作成する。次に、IDirectInputDevice8 メソッドを使って、IDirectInput8::CreateDevice インターフェイスのインスタンスを作成する。IDirectInputDevice8 インターフェイスの各メソッドは、デバイスの操作、デバイスの動作の設定、およびデータの取得を行うために使う。
このチュートリアルでは、必要なタスクを以下の手順に分割している。
- ステップ 1 :DirectInput オブジェクトの作成
- ステップ 2 :DirectInput キーボード デバイスの作成
- ステップ 3 :キーボードのデータ形式の設定
- ステップ 4 :キーボードの動作の設定
- ステップ 5 :キーボードへのアクセス権の取得
- ステップ 6 :キーボードからのデータの取得
- ステップ 7 :DirectInput システムの終了
DirectInput キーボード サポートをアプリケーションに追加するのは比較的簡単なので、このチュートリアルは、完全な Keyboard サンプル アプリケーションにはなっていない。チュートリアルのすべての手順は、本文内のコードで具体的に示している。システムの初期化の関連手順は、「サンプル関数 1:DI_Init」で説明している。システムを終了させる必要がある場合は、もう 1 つの関数「サンプル関数 2 :DI_Term」を呼び出す。これらの関数の内容の多くは、この後のチュートリアルでも再使用される。