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UE-V 1.0 をサポートする構成

適用対象: User Experience Virtualization 1.0

Microsoft User Experience Virtualization (UE-V) は次の構成をサポートします。

注意

Microsoft は、最新のサービス パッケージと、場合によっては旧サービス パックをサポートしています。 お使いの製品のサポート タイムラインを探すには、「Lifecycle Supported Service Packs (ライフサイクルでサポートされるサービス パック」を参照してください。 マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーの詳細については、「Microsoft Support Lifecycle Support Policy FAQ (マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーの FAQ)」を参照してください。

UE-V Agent および UE-V Generator のサポートされる構成

次の表に、User Experience Virtualization Generator と User Experience Virtualization を Agent をサポートするオペレーティング システムを示します。

オペレーティング システム エディション サービス パック システム アーキテクチャ Microsoft .NET Framework

Windows 7

Ultimate、Enterprise、または Professional Edition

SP1

32 ビットまたは 64 ビット

.NET Framework 3.5 SP1

.NET Framework 4 (Generator)

Windows Server 2008 R2

Standard、Enterprise、Data Center、または Web Server

SP1

64 ビット

.NET Framework 3.5 SP1

.NET Framework 4 (Generator)

Windows 8

Enterprise または Professional Edition

なし

32 ビットまたは 64 ビット

.NET Framework 4 または .NET Framework 3.5 SP1 (Agent)

.NET Framework 4 (Generator)

Windows Server 2012

Standard または Datacenter

なし

64 ビット

.NET Framework 4 または .NET Framework 3.5 SP1 (Agent)

.NET Framework 4 (Generator)

UE-V に固有の特殊な RAM 要件はありません。

UE-V Agent のインストールには管理者権限が必要であり、インストール後に UE-V Agent を実行するにはコンピューターを再起動する必要があります。

重要

UE-V が正しく機能するには、Windows 8 の [PC 設定の同期] 機能を無効にする必要があります。 Windows 8 と UE-V の両方を使用して設定を同期すると、予期できない同期動作が発生します。

オフライン ファイル機能の要件

UE-V Agent は、ラップトップ コンピューターやリモート オフィスにあるコンピューターなどのエンタープライズ ネットワークに常に接続していないコンピューターだけでなく、仮想デスクトップ インターフェイス (VDI) セッションをホストする Windows サーバーなどのエンタープライズ ネットワークに常に接続しているコンピューターのユーザー設定を同期できます。

UE-V の既定の構成では、Windows オフライン ファイル機能を使用して設定を同期します。 オフライン ファイルによって、コンピューターがエンタープライズ ネットワークに接続していないときでも、ユーザーの設定を使用できます。 設定が変更された場合、エンタープライズ ネットワークとの接続が再び確立したときに、設定の保存場所と自動的に同期されます。 また、オフライン ファイルによって、低速な接続や制限された接続のリモート オフィスにあるコンピューターでも、ユーザーの設定を使用できます。

エンタープライズ ネットワークに接続しないことがあるコンピューターの設定を同期するには、UE-V Agent の展開が始まる前にオフライン ファイル機能を有効にして開始する必要があります。 Windows 7 の既定では、オフライン ファイル機能が有効です。 Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows 8 の既定では、この機能は無効です。 オフライン ファイル機能が有効ではない場合、UE-V 設定の同期は失敗します。

  • Windows 7

    Windows 7 の既定では、オフライン ファイル機能が有効です。 必要に応じて、管理者特権でのコマンド プロンプトで次のコマンドを使用して、オフライン ファイルを有効にすることができます。

    sc config CscService start=auto
    
  • Windows 8

    Windows 8 バージョンの既定では、オフライン ファイル機能は無効です。 Windows 8 では、管理者特権でのコマンド プロンプトで次のコマンドを使用して、オフライン ファイルを有効にすることができます。

    sc config CscService start=auto
    
  • Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012

    Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2012 の既定では、オフライン ファイル機能はインストールされません。 オフライン ファイル機能を有効にするには、Desktop Experience パックをインストールする必要があります。 これは、オフライン ファイル機能を含むオプションのサーバー コンポーネントです。 インストールしたら、管理者特権でのコマンド プロンプトで次のコマンドを使用して、オフライン ファイル機能を開始します。

    sc config csc start= system
    
    sc config cscservice start= auto
    

設定の同期を開始するには、コンピューターを再起動する必要があります。

常に使用可能な接続によるコンピューターの同期

VDI セッションをホストする Windows Server コンピューターなど、エンタープライズ ネットワークに常に接続しているコンピューターで UE-V を使用する場合、オフライン ファイルを無効にする必要があります。

オフライン ファイルを使用せずに設定を同期するように UE-V Agent を構成する場合、設定保存サーバーは標準のネットワーク共有として扱われます。 設定は、ネットワークが使用可能になったときに同期されます。 この構成では、アプリケーション設定のインポートが遅延する場合に通知するように UE-V Agent を構成できます。

オフライン ファイル機能を使用しない場合、UE-V Agent の展開前または展開中に UE-V を無効にする必要があります。 UE-V のオフライン ファイルを無効にするには、次のいずれかを実行します。

  • UE-V Agent を展開する前に、UE-V グループ ポリシー設定の [オフライン ファイルを使用しない] チェック ボックスをオンにします。

  • UE-V のインストール中に、コマンド プロンプトまたはバッチ ファイルで、AgentSetup.exe にパラメーター SyncMethod = None を設定します。 エージェントを展開する方法の詳細については、「UE-V Agent の展開」を参照してください。

インストール時に UE-V のオフライン ファイル設定を無効にし、SyncMethod パラメーターを指定しない場合、UE-V Agent のインストールは失敗します。 また、PowerShell または WMI を使用してオフライン ファイルを無効にすることもできます。 WMI コマンドと PowerShell コマンドの詳細については、「PowerShell と WMI による UE-V 1.0 Agent とパッケージの管理」を参照してください。

設定の同期を開始するには、コンピューターを再起動する必要があります。

UE-V PowerShell 機能の前提条件

エージェントの UE-V PowerShell 機能には、.NET Framework バージョン 3.5 SP1 を有効にする必要があります。また、PowerShell バージョン 2.0 以降が必要です。

UE-V Generator のサポートの前提条件

カスタムの設定場所テンプレートの作成に使用したコンピューターに UE-V Generator をインストールします。 このコンピューターには、設定を移動するアプリケーションがインストールされている必要があります。 この操作には、UE-V Generator ソフトウェアを実行するコンピューターの管理者グループのメンバーである必要があります。 また、UE-V Generator は NTFS ファイル システムを使用するコンピューターにインストールする必要があります。 UE-V Generator ソフトウェアには、.NET Framework バージョン 4 が必要です。 詳細については、「カスタム テンプレートの展開の計画」を参照してください。

参照:

タスク

UE-V 1.0 の設定の保存場所の展開
UE-V Generator のインストール
UE-V Agent の展開

概念

UE-V に適した環境の準備
UE-V 1.0 をサポートする構成

その他のリソース

UE-V 1.0 の計画
UE-V 1.0 の展開

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