MDT 設定の構成

Microsoft Deployment Toolkit (MDT) 2013 の最も強力な機能の 1 つは、その拡張機能です。カスタマイズの観点から見て、できることの制限は事実上ありません。このトピックでは、環境に合ったカスタマイズの構成について説明します。

このトピックの目的上、DC01、MDT01、HV01、PC0001 の 4 つのコンピューターを使います。DC01 はドメイン コントローラー、MDT01 は Windows Server 2012 R2 Standard サーバー、PC0001 は MDT シミュレーション環境で使われる Windows 10 Enterprise x64 クライアントです。OR01 には、Microsoft System Center 2012 R2 Orchestrator がインストールされています。MDT01、OR01、PC0001 は架空の Contoso Corporation の contoso.com ドメインのメンバーです。このトピックのセットアップについて詳しくは、「Microsoft Deployment Toolkit による Windows 10 の展開」をご覧ください。

図 1: このトピックで使われるコンピューター。

このセクションの内容

• BitLocker 用 MDT のセットアップ

• MDT 展開共有規則の構成

• UserExit スクリプトのための MDT の構成

• テスト環境での Windows 10 展開のシミュレート

• Windows 10 展開情報のステージングのための MDT データベースの使用

• MDT での役割を使ったアプリケーションの割り当て

• MDT での Web サービスの使用

• MDT による Orchestrator の Runbook の使用

関連トピック

Microsoft Deployment Toolkit (MDT) の概要

Windows 10 参照イメージの作成

MDT 2013 Update 1 を使った Windows 10 イメージの展開

Windows 10 展開用の分散環境の構築

Windows 7 コンピューターの Windows 10 への更新

Windows 7 コンピューターの Windows 10 コンピューターへの置換