Paths (コマンド ライン)
分岐されたすべての共有リンクを一覧表示します。
構文
ss Paths <Visual SourceSafe ファイル> [-N] [-O] [-Y]
例
ファイル TEST.C について、有効な共有リンクと解除された共有リンクの両方を表示させる場合。
ss Paths TEST.C
次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。
オプション | 説明 |
---|---|
-O | 結果情報の出力方法を、画面単位またはリダイレクトに指定します。 |
-N | 長いファイル名または短いファイル名のどちらを使用するかを指定します。 |
-Y | ユーザー名を指定します。同時にパスワードも指定できます。 |
-?、-H | このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。 |
権限
このコマンドを使用するには、読み取りの権限が必要です。
解説
このコマンドをコマンド ラインで実行して得られる情報は、[ファイル] メニューの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [パス] タブの表示内容と同じですが、表示形式が異なります。両方の環境を使用する場合は、表示形式の違いに注意してください。
コマンド ラインで Paths コマンドを実行すると、共有リンクの一覧が次のような形式で表示されます。
TEST.C
$/A
TEST.C (Branched at version 5)
$/B
$/C
TEST.C (Branched at version 4)
$/D
この例の場合、プロジェクト $/A にあったファイル TEST.C がバージョン 5 の時点でプロジェクト $/B の TEST.C に分岐されています。このファイルはプロジェクト $/C でも共有されています。さらに、プロジェクト $/A の TEST.C は、バージョン 4 の時点でもプロジェクト $/D の TEST.C に分岐されています。
参照
コマンド ライン コマンドおよびオプション | -N コマンド ライン オプション | -O コマンド ライン オプション | -Y コマンド ライン オプション | [パス] タブ (ファイルのプロパティ ダイアログ ボックス) | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用 | ファイルのリンクおよびパスの作成