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スケーラビリティを最適化する方法

Crystal Reports SDK を使ったアプリケーションの作成方法を計画するときに最も考慮すべきことの 1 つは、どのようにアプリケーションのスケーラビリティを最適化するかということです。スケーラビリティに影響を与える SDK の基本を習得することは、プロジェクトに最適な構造を選択するのに役立ちます。

2 つの異なるレベルのスコープで、アプリケーションのスケーラビリティを測ります。

  • Crystal 製品ファミリ全体
  • Crystal Reports for Visual Studio 内

Crystal 製品ファミリ全体のスケーラビリティ

Crystal Reports for Visual Studio は埋め込みレポートエンジン(アプリケーションのメモリ空間で実行されるレポートのレンダリング プロセス)を使用します。このアーキテクチャは、レポートの処理容量を制限します。しかし、Crystal 製品ファミリの他のソリューションではこの制限は存在しません。したがって、スケーラビリティの検討は、Crystal 製品ファミリで使用可能な、より優れたソリューションの比較から始めます。

Note

Crystal 製品ファミリ全体のスケーラビリティについては、「Business Objects レポーティング ソリューションのアーキテクチャの比較」を参照してください。

Crystal Reports for Visual Studio のスケーラビリティ

Crystal Reports for Visual Studio では、パフォーマンス向上のために次のベスト プラクティスを考慮することによって、スケーラビリティを拡大することができます。

  • レポートのサイズと煩雑さの軽減(可能な場合)
  • データセットの使用の軽減
  • レポート キャッシュの活用
  • レポート使用後のメモリの解放
  • サーバー間での処理の共有

これらのベスト プラクティスの実装は、次のセクションで説明されています。

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