CP (コマンド ライン)
カレント プロジェクトのパスを設定します。
構文
ss Cp <プロジェクト名> [-H] [-I-] [-Y] [-?]
例
プロジェクト $/WORD をカレント プロジェクトにする場合。
ss Cp $/WORD
カレント プロジェクトの親プロジェクトをカレント プロジェクトにする場合。
ss Cp ..
ルート プロジェクトをカレント プロジェクトにする場合。
ss Cp $/
次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。
オプション | 説明 |
---|---|
-I- | ユーザーへの入力要求が一切行われないようにします。 |
-Y | ユーザー名を指定します。同時にパスワードも指定できます。 |
-?、-H | このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。 |
権限
このコマンドは、すべての Visual SourceSafe ユーザーが使用できます。
解説
CP コマンドは、カレント プロジェクトを変更するときに使用します。このコマンドでカレント プロジェクトを設定すると、カレント プロジェクト内のファイルは、ファイル名のみで指定することができます。たとえば、ss Cp $/WORD
を実行した後に ss Get TEST.C
を実行すると、$/WORD/TEST.C
が取得されます。
メモ コマンド ラインでカレント プロジェクトのパスを調べるには、Project コマンドを使用します。
コマンド ラインでファイルを取得またはチェックアウトすると、そのファイルはカレント フォルダにコピーされます。ただし、初期化変数 Force_Dir の設定値が Yes の場合には、カレント フォルダに関係なく、プロジェクトの作業フォルダにコピーされます。
参照
コマンド ライン コマンドおよびオプション | -I コマンド ライン オプション | -Y コマンド ライン オプション | Force_Dir 初期化変数 | Project (コマンド ライン) | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用