文字列オブジェクトの使用

このトピックでは、Windows Driver Frameworks (WDF) が文字列オブジェクトに対して提供するサポートについて説明します。 これは、カーネル モード ドライバー フレームワーク (KMDF) ドライバーと、バージョン 2 以降のユーザー モード ドライバー フレームワーク (UMDF) ドライバーの両方に適用されます。

WDF では Unicode 文字列のみが使用されます。 フレームワーク オブジェクトによって定義されるすべてのメソッドは、Unicode 文字列のみを受け入れます。

フレームワークは、KMDF ドライバーと UMDF ドライバーが Unicode 文字列を表すために使用できるフレームワーク文字列オブジェクトを定義します。

ドライバーは、WdfStringCreate を呼び出して文字列オブジェクトを作成し、必要に応じて Unicode 文字列をオブジェクトに割り当てることができます。

WdfRegistryQueryString などのフレームワークの一部のオブジェクト メソッドは、文字列オブジェクト ハンドルを入力として受け入れ、文字列オブジェクトに文字列を割り当てます。

文字列オブジェクトに割り当てられている文字列にアクセスするには、ドライバーは WdfStringGetUnicodeString を呼び出すことができます。