IESP::P ause メソッド

Pause メソッドは、現在のキャプチャを一時停止します。

構文

HRESULT STDMETHODCALLTYPE Pause(
   LPSTATISTICS lpStats
);

パラメーター

lpStats

互換性のために残されています。

戻り値

メソッドが成功した場合、戻り値はNMERR_SUCCESS。

メソッドが失敗した場合、戻り値は次のいずれかのエラー コードになります。

リターン コード 説明
NMERR_CAPTURE_PAUSED
キャプチャは既に一時停止されています。
NMERR_NOT_CAPTURING
NPP はデータをキャプチャしていません。 IESP::Start を呼び出してキャプチャを開始します。
NMERR_NOT_CONNECTED
NPP がネットワークに接続されていません。 IESP::Connect を呼び出して、NPP をネットワークに接続します。
NMERR_NOT_ESP
NPP はネットワークに接続されていますが、 IESP::Connect メソッドでは接続されません。

解説

キャプチャが一時停止状態の間、キャプチャを再起動するために IESP::Resume メソッドを呼び出すまで、新しいデータは現在のキャプチャ ファイルに追加されません。 一時停止再開を使用してキャプチャを停止および再起動すると、キャプチャされたすべての情報が同じキャプチャ ファイルに格納されます。

キャプチャを制御するために IESP::P use メソッドと IESP::Resume メソッドを使用すると、キャプチャが実行されるたびにネットワーク モニターは 会話統計 を追加し続けます。

キャプチャを再起動するには、 IESP::Resume を呼び出します。 キャプチャを停止するには、 IESP::Stop を呼び出します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Netmon.h
[DLL]
Ndisnpp.dll;
Rmtnpp.dll

関連項目

IESP

IESP::Connect

IESP::Resume

IESP::Start

IESP::Stop