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glOrtho 関数

glOrtho 関数は、現在の行列に正投影行列を乗算します。

構文

void WINAPI glOrtho(
   GLdouble left,
   GLdouble right,
   GLdouble bottom,
   GLdouble top,
   GLdouble zNear,
   GLdouble zFar
);

パラメーター

left

左の垂直クリッピング平面の座標。

right

垂直クリッピング平面の座標。

下部

下部の水平方向のクリッピング平面の座標。

top

水平方向の上部の領域計画の座標。

zNear

より近い深度クリッピング平面までの距離。 平面がビューアーの背後にある場合、この距離は負の値になります。

zFar

より遠い深度クリッピング平面までの距離。 平面がビューアーの背後にある場合、この距離は負の値になります。

戻り値

この関数は値を返しません。

エラー コード

glGetError 関数では、次のエラー コードを取得できます。

名前 意味
GL_INVALID_OPERATION
この関数は、 glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間で呼び出されました。

解説

glOrtho 関数は、並列投影を生成するパースペクティブ 行列を記述します。 ()および () パラメーターは、目が (0, 0, 0) にあると仮定して、ウィンドウの左下隅と右上隅にマップされるニア クリッピング平面上のポイントを指定します。 far パラメーターは、 方クリッピング平面の位置を指定します。 zNearzFar はどちらも正または負のどちらでもかまいません。 対応するマトリックスを次の図に示します。

glOrtho 関数が記述するパースペクティブ マトリックスを示す図。

where

パースペクティブ マトリックスを記述する数式。

現在の行列には、現在の行列を置き換える結果と共に、この行列が乗算されます。 つまり、M が現在の行列であり、O がオルソ 行列である場合、M は M O に置き換えられます。

glPushMatrixglPopMatrix を使用して、現在のマトリックス スタックを保存および復元します。 glMatrixMode を使用して、現在のマトリックスを設定します。

次の関数は 、glOrtho に関連する情報を取得します。

引数GL_MATRIX_MODEを含む glGet

glGet と引数 GL_MODELVIEW_MATRIX

glGet と引数 GL_PROJECTION_MATRIX

glGet と引数 GL_TEXTURE_MATRIX

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Gl.h
ライブラリ
Opengl32.lib
[DLL]
Opengl32.dll

関連項目

glBegin

glEnd

glFrustum

glMatrixMode

glMultMatrix

glPushMatrix

glViewport