WSMan オブジェクト
Session オブジェクトで表されるセッションの作成に使用されるメソッドとプロパティを提供します。 Windows リモート管理操作では、リモート コンピューター、基本管理コントローラー (BMC)、またはローカル コンピューターに接続するセッションを作成する必要があります。 操作には、データの取得、書き込み、列挙、またはメソッドの呼び出しが含まれます。
メンバー
WSMan オブジェクトには、次の種類のメンバーがあります。
メソッド
WSMan オブジェクトには、これらのメソッドがあります。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
| CreateConnectionOptions | リモート セッションの作成時に使用されるユーザー名とパスワードを指定する ConnectionOptions オブジェクトを作成します。 |
| CreateResourceLocator | 次を指定できる ResourceLocator オブジェクトを作成します。 |
| CreateSession | 後続のネットワーク操作に使用できる Session オブジェクトを作成します。 |
| WSMan.EnumerationFlagHierarchyDeep |
Session.Enumerate の flags パラメーターで使用する列挙フラグ EnumerationFlagHierarchyDeep の値を返します。 |
| WSMan.EnumerationFlagHierarchyDeepBasePropsOnly |
Session.Enumerate の flags パラメーターで使用する列挙フラグ EnumerationFlagHierarchyDeepBasePropsOnly の値を返します。 |
| WSMan.EnumerationFlagHierarchyShallow |
Session.Enumerate の flags パラメーターで使用する列挙フラグ EnumerationFlagHierarchyShallow の値を返します。 |
| WSMan.EnumerationFlagNonXmlText |
Session.Enumerate メソッドの flags パラメーターで使用する列挙定数 WSManFlagNonXmlText の値を返します。 |
| WSMan.EnumerationFlagReturnEPR |
Session.Enumerate の flags パラメーターで使用する列挙フラグ EnumerationFlagReturnEPR の値を返します。 |
| WSMan.EnumerationFlagReturnObject |
Session.Enumerate の flags パラメーターで使用する列挙フラグ EnumerationFlagReturnObject の値を返します。 |
| WSMan.EnumerationFlagReturnObjectAndEPR |
Session.Enumerate の flags パラメーターで使用する列挙フラグ EnumerationFlagReturnObjectAndEPR の値を返します。 |
| WSMan.GetErrorMessage | エラー番号のテキストを含む書式設定された文字列を返します。 |
| WSMan.SessionFlagCredUsernamePassword |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグ WSManFlagCredUsernamePassword の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagEnableSPNServerPort |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグ WSManFlagEnableSPNServerPort の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagNoEncryption |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagNoEncryption の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagSkipCACheck |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する WSManFlagSkipCACheck 認証フラグの値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagSkipCNCheck |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagSkipCNCheck の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagUseBasic |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagUseBasic の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagUseDigest |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagUseDigest の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagUseKerberos |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagUseKerberos の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagUseNegotiate |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagUseNegotiate の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagUseNoAuthentication |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグ WSManFlagUseNoAuthentication の値を返します。 |
| WSMan.SessionFlagUTF8 |
WSMan.CreateSession の flags パラメーターで使用する認証フラグWSManFlagUTF8 の値を返します。 |
プロパティ
WSMan オブジェクトには、これらのプロパティがあります。
| プロパティ | アクセスの種類 | 説明 |
|---|---|---|
|
CommandLine |
読み取り専用 |
現在のホスティング プロセスの未処理のコマンド ラインを取得します。 |
|
エラー |
読み取り専用 |
エラー情報を取得します。 |
注釈
WSMan オブジェクトは、IWSMan インターフェイスと IWSManEx インターフェイスに対応します。 WSMan は、 CreateObject を使用して直接作成できる唯一のオブジェクトです。
例
次のコード例は、 WSMan オブジェクトをインスタンス化する方法を示しています。
Dim objWsman
Dim Session, Resource
Set objWsman = CreateObject( "WSMAN.Automation" )
Set Session = objWsman.CreateSession
strResource = "http://schemas.microsoft.com/wbem/wsman/1/wmi/Root/CIMv2/Win32_OperatingSystem"
要件
| 要件 | 値 |
|---|---|
| サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
| サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
| Header |
|
| IDL |
|
| ライブラリ |
|
| [DLL] |
|