構成の正常性をチェックする (Duet Enterprise)
適用先: Duet Enterprise for Microsoft SharePoint and SAP
トピックの最終更新日: 2015-03-09
この記事では、セキュリティ構成の正常性を確認し、「モデルをインポートする (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205813&clcid=0x411)」の手順でインポートした BDC モデルの一覧を表示する方法を説明します。
正常性のチェックを完了するには、DuetConfig.exe.config.xml ファイルの BDCServiceApplicationProxyName キーに Duet Enterprise で使用する Business Data Connectivity Service アプリケーションの名前が記されていることを確認する必要があります。
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展開ワークシート (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=205392&clcid=0x411) を使用している場合、この名前はワークシートの表 1 の「BDC Service の名前」行に記載されています。 |
また、構成の正常性チェックの実行に使用するアカウントに SAPRoles と SAPUsers の双方の外部コンテンツ タイプに対する完全なアクセス許可が与えられていることも確認する必要があります。
BDCServiceApplicationProxyName キーの値を確認するには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、<ドライブ>:\Program Files\ Duet Enterprise\1.0 フォルダーに移動します。
ここで、
<ドライブ> は、Duet Enterprise ファイルが保存されているドライブです。
プロンプトの後に「notepad DuetConfig.config」と入力し、Enter キーを押します。
DuetConfig.exe.config ファイルで、BDCServiceApplicationProxyName キーの値が Duet Enterprise で使用する Business Data Connectivity Service アプリケーションの名前に一致していることを確認します。一致していない場合は、一致するようにキーの値を更新し、DuetConfig.exe.config ファイルを保存します。
SAPRoles および SAPUsers 外部コンテンツ タイプに対するアクセス許可を確認するには
サーバーの全体管理のサイド リンク バーで、[アプリケーション構成の管理] をクリックします。
[サービス アプリケーション] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
[種類] 列で、使用する Business Data Connectivity Service アプリケーションをクリックします。
リボンの [操作] グループで、[プロパティ] をクリックします。
[SAPRoles] の横にあるチェック ボックスをオンにします。
リボンの [オブジェクトの権限の設定] をクリックします。
構成の正常性チェックの実行に使用するユーザー アカウントが中央のボックスに表示されない場合は、アカウント名を上部のボックスに入力し、[追加] をクリックします。それ以外の場合は、手順 8. に進みます。
中央のボックスで、構成の正常性チェックの実行に使用するユーザー アカウントを選択し、(下部にある) [権限] ボックス内のすべてのチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
[OK] をクリックします。
[外部コンテンツ タイプの表示] ページで、[SAPRoles] の横にあるチェック ボックスをクリックしてオフにし、[SAPUsers] の横にあるチェック ボックスをオンにします。
リボンの [オブジェクトの権限の設定] をクリックします。
構成の正常性チェックの実行に使用するユーザー アカウントが中央のボックスに表示されない場合は、アカウント名を上部のボックスに入力し、[追加] をクリックします。それ以外の場合は、手順 8. に進みます。
中央のボックスで、構成の正常性チェックの実行に使用するユーザー アカウントを選択し、(下部にある) [権限] ボックス内のすべてのチェック ボックスがオンになっていることを確認します。
[OK] をクリックします。
構成の正常性をチェックするには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、<ドライブ>:\Program Files\ Duet Enterprise\1.0 フォルダーに移動します。
ここで、
<ドライブ> は、Duet Enterprise ファイルが保存されているドライブです。
プロンプトの後に「DuetConfig /checkconfiguration」と入力します。
このコマンドの後に「/out <出力ファイル>」を追加して、構成レポートが書き込まれる xml ファイルの場所と名前を指定することもできます。ここで、<出力ファイル> は、構成の正常性レポートを出力するファイルの場所およびファイル名です。このパラメーターを指定しない場合、出力ファイルは Windows の %Temp% 環境変数で指定されている場所に書き出されます。
Enter キーを押します。
構成情報が含まれる XML ファイルとブラウザーでのレポート表示の書式設定に使用される XSL ファイルは、Windows の %Temp% 環境変数または /out パラメーターに割り当てた値のどちらかによって指定された場所に作成されます。
ファイル <ドライブ>:\<パス>\<ファイル名> への構成の出力に成功したというメッセージが表示されたら、エクスプローラーでファイルの出力先フォルダーに移動し, .xml ファイルをダブルクリックして構成の正常性レポートを表示します。