レッスン 3: レポートの書式設定 (レポート ビルダ 2.0)
ウィザードを使用してテーブルを追加した後、データの既定の書式を変更することができます。このレッスンでは、通貨および日付のフィールドと列ヘッダーの書式を設定します。
通貨の書式設定
LineTotal フィールドの集計データには通常の数値が表示されます。このフィールドを書式設定して、数値を通貨として表示します。
通貨フィールドを書式設定するには
[デザイン] をクリックしてデザイン ビューに切り替えます。
[Line Total] 列の 2 行目 (列見出しの次の行) のセルをクリックして下にドラッグし、[Sum(LineTotal)] が格納されたすべてのセルを選択します。
[ホーム] タブの [数値] グループで、[通貨] ボタンをクリックします。セルの表示が、通貨の書式に変更されます。
地域設定が英語 (米国) の場合、既定のサンプル テキストは $12,345.00 です。
[実行] をクリックして、レポートをプレビューします。LineTotal の集計値が通貨で表示されます。
次は、日付の書式を変更して既定の書式を使用する方法を説明します。
日付の書式設定
OrderDate フィールドには、既定では日付と時刻の情報が表示されます。このフィールドを書式設定して、日付のみを表示できます。
日付フィールドの書式を既定の書式に設定するには
[デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。
[OrderDate] が格納されたセルをクリックします。
リボンの [ホーム] タブの [数値] グループで、ドロップダウン リストから [日付] を選択します。
セルに、日付の例として [2000/1/31] と表示されます。
[実行] をクリックして、レポートをプレビューします。
OrderDate の値が、既定の日付の書式で表示されます。地域設定が日本語の場合、2000/1/31 の形式になります。
次は、日付の書式をカスタム書式に変更する方法を説明します。
日付の書式をカスタム書式に変更するには
[デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。
[OrderDate] が格納されたセルをクリックします。
[ホーム] タブの [数値] グループで、ダイアログ ボックス起動ツールをクリックします。[テキスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[カテゴリ] ペインで、[日付] が選択されていることを確認します。
[型] ペインで [2000 年 1 月 31 日] を選択します。
[OK] をクリックします。
セルに、日付の例として [2000 年 1 月 31 日] と表示されます。
[実行] をクリックして、レポートをプレビューします。
OrderDate の値が、月の数字ではなく月の名前で表示されます。
次は、列幅を変更する方法を説明します。
列幅の変更
テーブル列の幅を変更するには
[デザイン] をクリックしてデザイン ビューに戻ります。
テーブルをクリックし、列ハンドルおよび行ハンドルをテーブルの上部および横に表示します。
テーブルの上と横のグレーのバーは、列および行ハンドルです。
列ハンドルの間の罫線をポイントします。カーソルが 2 方向の矢印の形状に変化します。列をドラッグして、目的のサイズに変更します。たとえば、製品名が 1 行に表示されるように Product 列を広げます。
[実行] をクリックして、レポートをプレビューします。
次の手順
これで、「基本的なテーブル レポートの作成」チュートリアルを終了します。この基本的なテーブル レポートは、他のチュートリアルの基礎として使用できます。次のチュートリアルを参照してください。