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body 要素

必須の body 要素は、イベント通知メッセージに表示されるテキストを提供します。 このテキストは、プリンター イベントに関するユーザー固有の詳細を提供する必要があります。

body 要素は、この URI の asyncui 名前空間で定義されます。

https://schemas.microsoft.com/2003/print/asyncui/v1/request

このリソースは、一部の言語や国では利用できない場合があります。

使用方法

<body
  stringID = "xs:string"
  resourceDll = "xs:string">
  child elements
</body>

属性

属性 Type Required 説明
resourceDll xs:string いいえ イベント通知メッセージに表示される本文テキストを含むリソース DLL を指定する省略可能な属性。 この DLL はプリンター ドライバーの依存ファイルであり、ドライバー リソース フォルダー (%SYSTEMROOT%\system32\spool\drivers\w32x86\3 など) に存在する必要があります。
stringID xs:string はい イベント通知メッセージの本文に表示されるテキストを指定する必須の属性。 属性値は、リソース DLL 内のテキスト文字列の場所を指定します。

子要素

要素 説明
parameter 本文テキスト指定のパラメーターに代わるテキスト文字列を指定する省略可能な要素。

親要素

要素 説明
balloonUI クライアント コンピューターにメッセージ バルーンを表示するために使用される省略可能な要素。
messageBoxUI クライアント コンピューターにメッセージ ボックスを表示するために使用される省略可能な要素。

解説

リソース DLL から読み込まれた本文テキストには、parameter 子要素で指定されたテキスト文字列に置き換えられるパーセンテージ (%) タグを含めることができます。

複数の body タグを順番に使用できます。その場合、それぞれが生成したテキストがイベント通知メッセージに連結されます。 テキスト文字列の各ペアの間にスペースが挿入されます。 同じ通知メッセージには、"プリンターのインクが切れています。" などの状態情報と、"インク カートリッジを交換してプリンターの再開ボタンを押して続行してください。" などのユーザーへの指示の両方を表示できます。

body 要素に含まれるテキストは、使用可能なアクションをユーザーに伝えることができるものである必要があります。

次の推奨事項を使用して、メッセージ テキストを便利で簡潔に保ちます。

  • 末尾に句読点を付けた完全な文を使用します。

  • 他の言語にローカライズするときに 255 文字未満にできる本文テキストを作成します。 たとえば、英語のメッセージでは、他の言語へのローカライズに対応するために、通常、200 文字以上使用しないようにする必要があります。

  • 特定のオブジェクト名、ユーザー名、ファイル名、URL など、ユーザーが要求されたアクションを完了できる重要な情報を含めます。 ユーザーは、このような情報を見つけるために別のウィンドウを開く必要はありません。

  • オブジェクト名を二重引用符で囲みます (例: "Paper Bin 1")。 ただし、オブジェクト名にユーザー名などの大文字の単語を使用する場合、コロン (プリンター名: プリンターなど) でオフセットされている場合、またはコンテキストから簡単に判断できる場合は、引用符を使用しないでください。

  • ローカライズに対応するためにオブジェクト名を固定最大サイズに切り捨てる必要がある場合は、省略記号 (...) を使用して切り捨てを示します。

  • 通知メッセージにユーザー アクションのボタンを表示する場合は、メッセージ情報とボタンの間に 2 段の改行があることを確認します。 ボタンには、"クリックして印刷を再開する" や "クリックして詳細情報を表示する" などの単純なアクションに関するフレーズでラベルを付けます。

  • 通知メッセージは、ユーザーが自由に無視できる重要でない情報にのみ使用します。 本文テキストでは、ユーザーがアクションを実行する必要があることを示すべきではありません。

  • ユーザーがアクションを実行する必要がある場合は、アクションを実行することの重要性と結果を明確に記述します。

  • ユーザーが問題を解決する方法に関する特定の情報を含んで、プレーンな言語で問題を説明します。

  • ユーザーに関連する方法でイベントを記述します。 通知メッセージは、ユーザーが通知の結果としてタスクを実行したり、動作を変更したりする可能性が妥当な場合に関連します。

  • 技術的な問題ではなく、ユーザーの目標に関してイベントを記述します。

body 要素を使用する方法を次のコード例に示します。

<?xml version="1.0" ?>
   <asyncPrintUIRequest
    xmlns="https://schemas.microsoft.com/2003/print/asyncui/v1/request">
    <v1>
      <requestOpen>
        <balloonUI iconID="1" resourceDll="IHV.dll">
          <title stringID="1234" resourceDll="IHV.dll" />
          <body stringID="100" resourceDll="IHV.dll">
            <parameter stringID="5" />
            <parameter stringID="1002" resourceDll="IHV.dll" />
          </body>
        </balloonUI>
      </requestOpen>
    </v1>
  </asyncPrintUIRequest>

関連項目

balloonUI

messageBoxUI

parameter