ErrorInfo コレクション
COMAdminCatalogCollection オブジェクトの Populate や SaveChanges など、複数のオブジェクトを処理するメソッド、および COMAdminCatalog オブジェクトにアプリケーションまたはコンポーネントをインストール、インポート、またはエクスポートするメソッドに関する拡張エラー情報を取得します。
COMAdminCatalogCollection の GetCollection メソッドを使用して、エラーが発生した元のコレクションに関連付けられている ErrorInfo コレクションにアクセスします。
エラーが発生した直後に、ErrorInfo で GetCollection を呼び出す必要があります。それ以外の場合、エラー情報は失われます。
このコレクションは、COMAdminCatalogCollection オブジェクトの Add メソッドと Remove メソッドをサポートしていません。
ErrorInfo コレクションは IUnknown インターフェイスから継承されますが、追加のメンバーはありません。
このコレクションから次のいずれかのコレクションに移動できます。
ErrorInfo、InprocServers、PropertyInfo、RelatedCollectionInfo、Root、WOWInprocServers を除くすべてのコレクションからこのコレクションに移動できます。
コレクション内の COMAdminCatalogObject オブジェクトでは、次のプロパティがサポートされています。
入力 | 値 |
---|---|
説明 | オブジェクトまたはファイルのエラー コード。 |
Access | ReadOnly |
Type | 文字列型 |
Default | なし |
最小システム | Windows 2000 |
入力 | 値 |
---|---|
説明 | エラーが発生したオブジェクトの Key プロパティの値。 たとえば、コレクションの SaveChanges 呼び出しがコレクション内の特定のオブジェクトで失敗した場合、そのオブジェクトの Key プロパティ値は MajorRef 値として報告されます。 このプロパティを使用して、更新に失敗した項目を確認したり、インストールに失敗したコンポーネントまたは DLL を見つけたりします。 |
Access | ReadOnly |
Type | 文字列型 |
Default | なし |
最小システム | Windows 2000 |
入力 | 値 |
---|---|
説明 | プロパティ名など、エラーが発生したアイテムを正確に指定します。 複数のエラーが発生した場合、またはこれが適用されないコンテキストで発生した場合、MinorRef は無効です<>。 |
Access | ReadOnly |
Type | 文字列型 |
Default | なし |
最小システム | Windows 2000 |
入力 | 値 |
---|---|
説明 | エラーが発生したオブジェクトまたはファイルの名前。 このプロパティは、このコレクションのオブジェクトで Key または Name プロパティ メソッドが呼び出されたときに返されます。 |
Access | ReadOnly |
Type | 文字列型 |
Default | なし |
最小システム | Windows 2000 |