#pragma

#pragma プリプロセッサ コマンドはコマンド ライン スイッチに似ています。 ただし、MOF ファイルをコンパイルするたびに #pragma コマンドを再入力する必要はありません。 次の例は、#pragma コマンドの構文を示しています。

#pragma [command]

通常は、MOF ファイルの先頭に #pragma コマンドを配置します。 ただし、MOF コードの本文には #pragma コマンドなどの一部のコマンドを配置できます。 次の例は、クラスとインスタンスを root\cimv2 名前空間に配置して、リポジトリ回復時にコマンドが含まれるファイルをコンパイルする必要があることを MOF コンパイラに指示する #pragma コマンドを示しています。

#pragma autorecover
#pragma namespace ("\\\\.\\root\\cimv2")

次の表は、使用可能な #pragma コマンドの一覧です。

コマンド 説明
amendment MOF ファイルを言語非依存と言語固有のバージョンに分離するように MOF コンパイラに指示します。
autorecover MOF ファイルを、リポジトリ回復時にコンパイルされるファイルの一覧に追加します。
classflags 指定されたフラグに応じて、クラスを作成または更新する方法を制御します。
deleteclass 既存のクラスとそのインスタンスをリポジトリから削除します。
deleteinstance クラスの既存のインスタンスをリポジトリから削除します。
instanceflags 指定されたフラグに応じて、インスタンスを作成または更新する方法を制御します。
namespace namespacepath として指定した名前空間に、コンパイラが MOF ファイルを読み込むことを要求します。

 

プリプロセッサ コマンド