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DHCP スコープのアクティブ化

ここまでの操作手順によって、DHCP サーバー上のすべてのスコープとユーザー クラスを定義して構成する作業は完了しました。しかし、これらのスコープをユーザーが使用できるようにするための作業が、さらに必要です。この後で紹介する操作手順は、MIL-EU-DHCP-01、SEV-SV-DHCP-01、および SEA-NA-DHCP-04 の 3 台のサーバーに対して実行します。最初に MIL-EU-DHCP-01 と SEV-SV-DHCP-01 上のスコープをアクティブ化します。これは、ローカル ネットワークに属しているクライアントが、多くの場合、これらのサーバーに最初に接続すると予想されるからです。その後で、代替 DHCP サーバー SEA-NA-DHCP-04 (実際に使用するのは、コンピュータ SEA-NA-DHCP-02) の Milan と Seville のスコープをアクティブ化します。

DHCP サーバー上の DHCP スコープをアクティブ化するには

  1. Enterprise Admins のアクセス許可を割り当てられている各ドメイン (EU、Seville、または Noam) のユーザー アカウントを使用して、DHCP サーバーにログオンします。

  2. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントして、[管理ツール] をポイントし、[DHCP] をクリックします。

  3. DHCP コンソール ツリーで、該当する DHCP サーバーの項目を展開し、使用可能なスコープが表示されるようにします。

  4. [Milan Scope] を (または必要に応じて [Seville Scope] を) 右クリックし、[アクティブ化] をクリックします。

関連するセットアップ手順

関連資料

注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。すべてのシナリオは、特に表記しない限り Windows 2000 を使用してテストされています。また、ブラウザとして Microsoft Internet Explorer 5 以上を推奨します。