ユーザー固有クラスを使用する Windows 2000 ベースのラップトップ型クライアントの有効化

Milan のラップトップ型ユーザー クラス (Millap) と Seville のラップトップ型ユーザー クラス (Sevlap) を使用するために、Windows 2000 を実行しているすべてのポータブル コンピュータに対して次の操作手順を実行しました。

DHCP が有効になっているポータブル コンピュータのユーザー クラスを構成するには

1. Windows 2000 を実行していて DHCP が有効になっているポータブル コンピュータに、有効なユーザー アカウントを使用してログオンします。

2. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントして、[アクセサリ] をポイントし、[コマンド プロンプト] をクリックします。

3. DHCP サーバーからリースを取得するときにクライアントで使用する DHCP クラス ID を設定するために、次のコマンドを入力します。

   ipconfig /setclassid "connectionname" classid
   

   上のコマンドの "connectionname" にはローカル エリア ネットワーク接続の名前を、また、classid には構成したユーザー クラスの名前を、それぞれ指定します。

   注意
   classid の値では、大文字と小文字が区別されます。

次に示すのは、Local Area Connection というネットワーク接続を使用している Milan サイトのポータブル コンピュータを構成する場合のコマンド例です。

C:\>ipconfig /setclassid "Local Area Connection" Millap
Windows 2000 IP Configuration

DHCP ClassId successfully modified for adapter "Local Area Connection"

関連するセットアップ手順

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関連資料

• Windows 2000 Server リソース キット 購入ページ

• Windows 2000 Professional リソース キット 購入ページ

• Windows 2000 リソース キットの詳細については、こちらを参照してください。

注意
このシナリオにおいて、コンピュータおよびデバイスを構成するために使用した手続きは、サンプルとして紹介したものです。実際のネットワークでは、類似したコンピュータおよびデバイスを構成する場合でも、必要になる手順はそれぞれのケースで異なります。さらに各シナリオでは、目的とする機能を実現するために必要な手順だけを示しています。運用ネットワークにおいて必要になる、その他の手順については取り上げていません。