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Filetype (コマンド ライン)

ファイルの種類を表示します。テキストまたはバイナリのいずれかが表示されます。コマンド ラインのみで実行できます。Visual SourceSafe エクスプローラでこの情報を表示するには、[ファイル] メニューの [プロパティ] コマンドを使います。

構文

ss Filetype <Visual SourceSafe 項目名> [-B] [-H] [-I-] [-N] [-O] [-R] [-Y] [-?]

ファイル HELP.C がテキスト ファイルかバイナリ ファイルかを調べる場合。

ss Filetype HELP.C

ファイル HELP.C の種類をバイナリ ファイルに指定する場合。

ss Filetype HELP.C -B

次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。

オプション 説明
-O 結果情報の出力方法を、画面単位またはリダイレクトに指定します。
-R 指定したプロジェクト以下の全階層に存在するすべてのファイルを実行対象にします。
-B ファイルの種類をバイナリ ファイルに変更します。テキスト ファイルに変更するには -B- を指定します。
-I- ユーザーへの入力要求が一切行われないようにします。
-N 長いファイル名または短いファイル名のどちらを使用するかを指定します。
-Y ユーザー名を指定します。同時にパスワードも指定できます。
-?、-H このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。

権限

ファイルの種類を調べるには、読み取りの権限が必要です。ファイルの種類を変更するには、追加の権限が必要です。

解説

Filetype コマンドは、ファイルの種類を表示または変更するときに使用します。一度に複数のファイルを指定して実行できます。Visual SourceSafe で管理されるファイルは、必ずバイナリ ファイルまたはテキスト ファイルのいずれかに分類されます。-B オプションを指定しないと、ファイルの種類の表示のみが実行されます。

参照

コマンド ライン コマンドおよびオプション | -I コマンド ライン オプション | -N コマンド ライン オプション | -O コマンド ライン オプション | -R コマンド ライン オプション | -Y コマンド ライン オプション | Visual SourceSafe でのバイナリ ファイルの扱い | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用