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MIDL コンパイラ

MIDL コンパイラは IDL ファイルを処理してタイプ ライブラリと出力ファイルを生成します。 MIDL コンパイラによって生成される出力ファイルのタイプは、IDL ファイルのインターフェイス属性リストで指定された属性によって異なります。

属性リストに [object] キーワードが含まれている場合、MIDL コンパイラは COM インターフェイス出力ファイル (インターフェイス プロキシ ファイル、インターフェイス ヘッダー ファイル、インターフェイスのグローバル一意識別子 (GUID) ファイル) を生成します。 IDL ファイルに library ステートメントが含まれている場合、MIDL は、ファイル名拡張子が .tlb のタイプ ライブラリ ファイルを生成します。 [object] キーワードを持たず、library ステートメントで囲まれていないインターフェイスが IDL ファイル内にある場合、MIDL コンパイラはリモート プロシージャ コール (RPC) に適したインターフェイス出力ファイル (クライアント スタブ ファイル、サーバー スタブ ファイル、およびヘッダー ファイル) を生成します。 詳細については、「インターフェイス定義とタイプ ライブラリ」および「MIDL を使用したタイプ ライブラリの生成」のトピックを参照してください。

IDL ファイルからタイプ ライブラリと出力ファイルを生成するには、次の手順を実行します。

  • コマンド プロンプトから次を実行します。

    midl filename

    filename は IDL ファイルの名前です。

MIDL コンパイラは、いくつかのオプションのパラメーターもサポートしています。 完全なリストについては、Visual C++ ドキュメントの「MIDL コマンド ライン リファレンス」を参照するか、次のコマンド ラインを実行します。

midl /?

Microsoft インターフェイス定義言語

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