EnumMRUListW 関数

[この機能は、Service Pack 2 (SP2) と Windows Server 2003 を使用した Windows XP を通じて使用できます。 それ以降のバージョンの Windows では、変更または使用できない場合があります。 ]

最近使用した (MRU) リストの内容を列挙します。 必要に応じて、 列挙から項目を取得します。

構文

int EnumMRUListW(
  _In_  HANDLE hMRU,
  _In_  int    nItem,
  _Out_ void   *lpData,
  _In_  UINT   uLen
);

パラメーター

hMRU [in]

型: HANDLE

リストの作成時に取得された MRU リストのハンドル。

nItem [in]

型: int

返す項目。 この値が 0 未満の場合、関数は MRU リスト内の項目数を返します。

lpData [out]

型: void*

nItem で要求された項目を受け取るバッファーへのポインター。 nItem が 0 未満の場合、このバッファーの内容は変更されません。

uLen [in]

型: UINT

終端の null 文字を含むバッファーのサイズ。 MRU リストが MRU_BINARY フラグを使用して作成された場合、これはバイト単位のサイズです。 それ以外の場合は、文字単位のサイズです。

戻り値

型: int

次のいずれかの値を返します。

  • nItem が 0 未満の場合は、列挙体内の項目数を返します。
  • エラーが発生した場合は -1 を返します。
  • それ以外の場合は、 lpData で返される文字列のサイズ (終端の null 文字を含む) を返します。 MRU リストが MRU_BINARY フラグを使用して作成された場合、これはバイト単位のサイズです。 それ以外の場合は、文字単位のサイズです。

解説

この関数は、パブリック ヘッダーまたはライブラリには含まれません。 GetProcAddress を介してアクセスすることも、その序数 (EnumMRUListW の場合は 403) によってcomctl32.dllから抽出することもできます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
[DLL]
Comctl32.dll (バージョン 5.0 以降)
Unicode 名と ANSI 名
EnumMRUListW (Unicode)

関連項目

CreateMRUListW

MRUINFO