RPC over HTTP 接続が許可されていない
トピックの最終更新日: 2011-02-10
Microsoft Exchange アナライザー ツールは RPC over HTTP を使用してインフォメーション ストアにログオンしようとしています。 インフォメーション ストアによって返されたエラーが ecRpcHttpDisallowed の場合、Exchange リモート接続アナライザー ツールは次のエラーを返します。
"このクライアントの RPC/HTTP 接続は禁止されています"
詳細情報
Exchange リモート接続アナライザーによって生成されたエラーは、必ずしも問題を示しているわけではありません。 RPC over HTTP を使用したクライアントの接続を禁止することは、正当な接続のオプションです。 ただし、RPC over HTTP または Outlook Anywhere を使用して正常に接続できない Outlook クライアントがあるために Exchange リモート接続アナライザーを実行する場合は、このメソッドを使用したクライアントの接続を禁止する設定を変更する必要があります。
Exchange 2007 または Exchange 2010 メールボックスの RPC over HTTP または Outlook Anywhere が有効になっているかどうかを確認するには、Exchange 管理シェルから次のコマンドを実行します。
Get-CASMailbox MailboxName | FL MAPIBlockOutlookRpcHTTP
コマンドから $true が返された場合は、次のコマンドを使用して、Exchange 2007 メールボックスの Outlook Anywhere を有効にする必要があります。
Set-CASMailbox MailboxName -MAPIBlockOutlookRpcHTTP:$false
詳細については、「Outlook で Exchange 2007 メールボックスを使用すると、Exchange 2007 に接続できずエラー メッセージが表示される」を参照してください。
Exchange リモート接続アナライザーは新しいツールであるため、現時点ではドキュメントが限られています。 起こりうる各エラーについてのドキュメントを充実させるため、コミュニティからの追加情報をお待ちしています。 以下のコミュニティ コンテンツ セクションから、現時点でエラーが発生したその他の理由を投稿してください。 技術サポートが必要な場合は、適切な Exchange TechNet フォーラム に投稿するか、サポート にお問い合わせください。