CERT_SYSTEM_STORE_RELOCATE_PARA構造体 (wincrypt.h)
CERT_SYSTEM_STORE_RELOCATE_PARA構造体には、その関数の dwFlags パラメーターが CERT_SYSTEM_STORE_RELOCATE_FLAG に設定されている場合に CertOpenStore に渡されるデータが含まれます。 これにより、アプリケーションは、開くストアの名前だけでなく、既定の場所以外のレジストリの場所を示すレジストリ hKey 情報も指定できます。
構文
typedef struct _CERT_SYSTEM_STORE_RELOCATE_PARA {
union {
HKEY hKeyBase;
void *pvBase;
} DUMMYUNIONNAME;
union {
void *pvSystemStore;
LPCSTR pszSystemStore;
LPCWSTR pwszSystemStore;
} DUMMYUNIONNAME2;
} CERT_SYSTEM_STORE_RELOCATE_PARA, *PCERT_SYSTEM_STORE_RELOCATE_PARA;
メンバー
DUMMYUNIONNAME
DUMMYUNIONNAME.hKeyBase
レジストリ hKey へのハンドル。
DUMMYUNIONNAME.pvBase
システム ストアの場所のベースをさまざまな形式で渡せるようにするための void へのポインター。
DUMMYUNIONNAME2
DUMMYUNIONNAME2.pvSystemStore
システム ストアの名前をさまざまな形式で渡せるようにするための void へのポインター。
DUMMYUNIONNAME2.pszSystemStore
システム ストアの名前を示す null で終わる ASCII 文字列。
DUMMYUNIONNAME2.pwszSystemStore
システム ストアに名前を付ける null で終わる Unicode 文字列。
解説
再配置機能は、グループ ポリシー テンプレート (GPT) に保持されているシステム ストアにアクセスするために使用されます。 たとえば、グループ ポリシー信頼リストと証明書を管理するためのグループ ポリシー エディターの MMC スナップイン拡張機能は、GPT のベース HKEY を使用して CertOpenStore を呼び出します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | wincrypt.h |