WM_GETICON メッセージ
ウィンドウに送信され、ウィンドウに関連付けられている大きいアイコンまたは小さいアイコンへのハンドルを取得します。 Alt + Tab ダイアログボックスに大きなアイコンが表示され、ウィンドウの小さなアイコンがキャプション。
ウィンドウは、WindowProc 関数を介してこのメッセージを受け取ります。
#define WM_GETICON 0x007F
-
wParam
-
取得するアイコンの種類。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
値 意味 - ICON_BIG
- 1
ウィンドウの大きなアイコンを取得します。 - ICON_SMALL
- 0
ウィンドウの小さいアイコンを取得します。 - ICON_SMALL2
- 2
アプリケーションによって提供される小さなアイコンを取得します。 アプリケーションで指定されていない場合、システムはそのウィンドウにシステムによって生成されたアイコンを使用します。 -
lParam
-
取得するアイコンの DPI。 これは、アイコンのサイズに応じて異なるアイコンを提供するために使用できます。
種類: HICON
戻り値は、 wParam の値に応じて、大きいアイコンまたは小さいアイコンへのハンドルです。 アプリケーションは、このメッセージを受信すると、大小のアイコンにハンドルを返すか、 DefWindowProc 関数にメッセージを渡すことができます。
アプリケーションがこのメッセージを受信すると、ハンドルを大小のアイコンに返したり、 メッセージを DefWindowProc に渡したりできます。
DefWindowProc は、 wParam の値に応じて、ウィンドウに関連付けられている大きいアイコンまたは小さいアイコンにハンドルを返します。
アイコンが明示的に設定されていないウィンドウ ( WM_SETICON) では、登録済みのウィンドウ クラスのアイコンが使用されます。この場合、 DefWindowProc は WM_GETICON メッセージに対して 0 を返します。 WM_GETICON メッセージをウィンドウに送信すると 0 が返される場合は、次にウィンドウの GetClassLongPtr 関数を呼び出してみてください。 0 が返される場合は、 LoadIcon 関数を試してください。
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|
-
参照
-
概念