Difference (プロジェクト) (コマンド ライン)
プロジェクト内のファイル構成と作業フォルダ内のファイル構成を比較します。
構文
ss Diff <Visual SourceSafe プロジェクト名> [-B] [-F] [-H] [-I-] [-N] [-O] [-R] [-V] [-Y] [-?]
例
プロジェクト WORD とそのカレント フォルダのファイル構成を比較する場合。
ss Diff $/WORD
カレント プロジェクトとそのカレント フォルダのファイル構成を比較する場合。
ss Diff
次の表は、このコマンドで使用できるコマンド ライン オプションの一覧です。
オプション | 説明 |
---|---|
-O | 結果情報の出力方法を、画面単位またはリダイレクトに指定します。 |
-V | 比較するプロジェクトのバージョンを指定します。 |
-R | 指定したプロジェクト以下の階層と作業フォルダ以下の対応する階層のファイル構成を比較します。 |
-B | 簡略形式でファイルを比較します。 |
-I- | ユーザーへの入力要求が一切行われないようにします。 |
-N | 長いファイル名または短いファイル名のどちらを使用するかを指定します。 |
-Y | ユーザー名を指定します。同時にパスワードも指定できます。 |
-F | Reconcile_Project 初期化変数に設定されたユーザー指定の調整処理を使ってプロジェクトの相違点を調整します。 |
-?、-H | このコマンドについてのオンライン ヘルプを表示します。 |
権限
このコマンドを使用するには、読み取りの権限が必要です。
解説
プロジェクト単位で相違点を比較する場合、カレント プロジェクトおよび対応するカレント フォルダが比較され、相違点がレポートされます。相違点としては、ファイルが一方にあるのに他方にない場合、またはファイルが両方に含まれていても異なる場合があります。-R オプションを指定すると、カレント プロジェクトの内容だけでなく、そのすべてのサブプロジェクトの内容が比較され、プロジェクト全体と作業フォルダのすべての相違点が表示されます。
-B オプションを指定すると、各ファイルの内容は比較されず、ファイル構成の違いのみが調べられ、相違点を示す簡単なレポートが作成されます。-F オプションを指定すると、Reconcile_Project 初期化変数に設定された調整規則に従ってプロジェクトの相違点が調整されます。詳細については、「Reconcile_Project 初期化変数」を参照してください。
このコマンドで比較されるファイルは、初期化変数 Relevant_Masks で特定の種類に限定することができます。
参照
コマンド ライン コマンドおよびオプション | -I コマンド ライン オプション | -N コマンド ライン オプション | -O コマンド ライン オプション | -R コマンド ライン オプション | -V コマンド ライン オプション | -Y コマンド ライン オプション | [プロジェクトの相違点] ダイアログ ボックス | Relevant_Masks 初期化変数 | Visual SourceSafe コマンド ラインの利用 | Reconcile_Project 初期化変数