CmGetCallbackVersion 関数 (wdm.h)
CmGetCallbackVersion ルーチンは、構成マネージャーのレジストリ コールバック機能の現在のバージョンのメジャー バージョン番号とマイナー バージョン番号を取得します。
構文
void CmGetCallbackVersion(
[out, optional] PULONG Major,
[out, optional] PULONG Minor
);
パラメーター
[out, optional] Major
メジャー バージョン番号を受け取る場所へのポインター。
[out, optional] Minor
マイナー バージョン番号を受け取る場所へのポインター。
戻り値
なし
解説
CmGetCallbackVersion ルーチンは、Windows Vista 以降で使用できます。
Windows Vista の場合、メジャー バージョン番号は 1、マイナー バージョン番号は 0 です。
Windows 7 以降、メジャー バージョン番号は 1、マイナー バージョン番号は 1 です。
バージョン 1.1 には、バージョン 1.0 からの 2 つの変更が含まれています。
まず、バージョン 1.0 では、複数のレジストリ フィルター ドライバーが同時にコンピューター上でアクティブになっている場合、作成キーまたはオープン キー操作の通知後フェーズ中にドライバーのレジストリ コールバック ルーチンに渡されるREG_POST_XXX_KEY_INFORMATION 構造体には、操作が失敗し、Status メンバーにエラー状態が含まれている場合でも、NULL 以外のオブジェクト メンバーが含まれる可能性があります。 バージョン 1.1 では、Status メンバーがエラー状態値に設定され、操作が失敗したことを示す場合、Object メンバーは常に NULL になります。
第 2 に、バージョン 1.0 では、レジストリ コールバック ルーチンでキャッチされない例外がオペレーティング システムによって静かに受け入れられます。 バージョン 1.1 では、この例外により、コンピューターにバグ チェックが発生します。
バージョン間の違いの詳細については、「 レジストリ呼び出しのフィルター処理」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista 以降で使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | wdm.h (Wdm.h、Ntddk.h、Ntifs.h を含む) |
Library | NtosKrnl.lib |
[DLL] | NtosKrnl.exe |
IRQL | <= APC_LEVEL |